fragments わたしをつくるカケラたち

ライター、編集者として活動中。 映画を中心にカルチャー、アート、美容、ファッション――”わたし”をかたちづくる愛おしい”カケラ”たちについて日々綴ります。 こころもからだも、豊かに美しくあるために。

follow me at Instagram & Twitter ⇒ @kanacasper

beauty news tokyoさんでキレイ情報発信中 ⇒ http://www.beautynewstokyo.jp/

『カケラ』(日/2010)
監督:安藤モモ子
原作:桜沢エリカ
音楽:ジェームス・イハ
出演:満島ひかり、中村映里子



女はじめます、の覚悟まで日記。

kakera_1_1280x800_3


「自分がだれかなんて、自分で決めろ」。
の90年代日本映画"風"砂糖がけ。

<STORY>
大学生のハル(満島ひかり)には恋人がいて、都合の良い女というポジションに疑問をもちながらも甘えている。ある日、突然の休講にカフェで時間を潰していたハルは、リコ(中村映里子)に声をかけられる。彼女は、事故や病気でからだの一部を失った人たちのからだの一部をつくるメディカル・アーティストだった。実家のクリーニング屋は汚れたものを綺麗にするところで、自分は人々の欠けたものを補う仕事、性分が似ていると笑う。リコはハルに恋をするけれど、ハルはリコへの気持ちが恋愛なのか友情なのか、区別がつかないでいた。やがて、恋人との関係を清算できないハルと大喧嘩をするが――。

20100822153118


原作は読んでいないのだけれど、セリフ棒読みの中村映里子が5周くらい回って味わい深くなるくらい、綿密に練られたプロットで、画面に映るもの、音、すべてが"伝えたいこと"を隠喩している。2010年当時にみたときは、「ヨーロッパ映画の教科書どおりに撮りました!」みたいなそのあざとさがなんだか鼻につき、正直あまり好きではなかった。

満島ひかりの生命力とか、生き物としての動き、しゃべり方、ちょっと見ちゃいけないやばいものを見ている感じが好き。
『愛のむきだし』が彼女を見た最初の映画だったけれど、キレキレ感はメジャーになってきた今も相変わらずで、先クールのドラマ『ごめんね青春』でも血管切れそうな身体的な芝居をしていた。綺麗に映ろうとしない女優。最高。なのに、この映画の印象はすっかり消え去っていたくらい、『カケラ』では彼女の持ち味である生命力とか、熱、マグマみたいなものがふにゃ~と封印されているのだ。安藤モモ子の演出によって。




ところが、先日、安藤桃子(同監督)の最新作『0.5ミリ』を観たとき、やっぱりすこしあざとさは感じたけれど、伝えたいメッセージを映画の筋肉すべてを使って伝えてくる安藤桃子の聡明さと誠実さを感じた。そしてそれから『カケラ』を観直したら、前より素直に、彼女からのメッセージをたくさん受け取れた自分に驚きもした。

さらに、この映画で満島ひかりは役のハルちゃんとして、女優満島ひかりから分断されているから、それはすごいことだとも今ならわかる。

20100822144702


女の子って、いつから女になるんだろう。

それは、大学生になったからとか、初めて彼氏ができたからとか、初めてお酒を飲んだからとか、そういうソトの話じゃなくて、自分で決めるんだと思う。
それを拒んでいて、心地いいところで浮遊しているのがハルで、いろんな理由で"わたしはこういう女"という城を固め上げなければならなかったのがリコ。
ふたりは凸と凹で互いに埋めあう。



ここからは超解釈だけれど、きっとリコとハルはひとりの女の子のなかにいる。ほんとはみんな、ハルのままでいたいけれど、皮あるいは革をもたないものはひたすら消費されて消耗されてしまうから、わたしたちは絶対にリコの部分をもたなければいけないのだ。

20100822144959


つまり、女になると決めたわたしたちの苦悩は、どのくらいの塩梅でリコとハルのバランスをとるか、ということ。それは、一緒にいる相手によっても変わってくるのかもしれない。「女の子のやわらかいところが好き」とリコは言うけど、映画の終盤、やわらかくて甘いマシュマロを一度に食べ過ぎてハルはえずいて吐き出す。そして通りかかった男子に「いくら好きでも、一度に食べると気持ち悪くなる。好きなものはすこしずつ食べたほうが幸せ」というようなことを言われる。



いつからか"幸せ"にいろんな邪念が入りはじめて、それをピュアに保とうとすればするほど表皮は厚くなる。"自然体"という人工的な賢さを身につけなければ。
もうこのくらいで幸せ、を見つけて、それ以上を求めない訓練を積みながら、今日もわたしたちはハルとリコを、トイレの芳香剤みたいに、多めに出したり、すっぽり隠れたりと調節している。いずれにしても、いいにおいは、いつかは無くなる。


最後に、なかもそとも、どっちもわたし。
どっちもなければ生きられない。そういう映画。




『"かわいい顔はつくるもの! 秘密のオルチャンメイク』めちゃくちゃ好評です!

ようやーく、書店さんやamazon等ECサイトにも増版分がいきわたって、在庫があるみたい。





そのなかでも、男子人気No.1のメイクを特別公開〜


「ピュアメイク」シリーズから、「夢みるドーリー メイク」です!
 





かわい〜♥
わたしもこのメイク大好き!
すごい褒められる♪


行程のページはこんな感じ。

Fairy make steps

読みやすさ、再現しやすさにすごくこだわって編集したから、
不器用さんもばっちりフォローできるはず!

表1_fix_1116_final

カリスマ オルチャン、PONYことパク・ヘミンチャンの初の日本公式メイクBOOK。
愛情たっぷり、編集しました。

メイクを楽しんで女の子に生まれたことを謳歌したいですよね♥


ぜひ、実際にメイクをしてみた感想などコメントで頂けると嬉しくて空を飛んじゃいそうです!
 

「生まれ変わるんだったら○○ちゃんがいい!」

って女子の常套句ですよね?

わたしはぜったい、、、

7


ドン!
マリーヌ・ヴァクト!




モデル時代にサンローランの香水の広告に出てましたよね、ヴァンサン・カッセルと一緒に。
marine-vacht-in-La-nuit-de-lhomme



注目を浴びたのは2013年にフランソワ・オゾンの『17歳』という映画に出演してから。
名門高校に通う17歳の美しい少女は性に目覚めるのだが、彼女は同級生やバカンス先で出会う同世代の男の子たちには興味がなく、放課後にホテルで売春を始める。そして、何度か会っていた紳士的な初老のムッシュがホテルで発作を起こし――。

4



この映画での彼女は本当に魅力的。オゾンのあののっぺりとした湿度のある絵で、マリーヌの魅力も全開。
オゾンって、本当に女の子を魅力的に撮りますよね!




『スウィミングプール』とか、シャルロット・ランプリングの早食いからの飲み込む前にタバコ!のシーンくらいしか内容ほとんど覚えていないけど、奔放でのびやかなリュディヴィーヌ・サニエのキュートさったら忘れられない。
結局リュディヴィーヌもあれ以上の当たり役もなかったしなー。『焼け石に水』もいいけどさ。

c27a6d28
20110116202959


この、たまご色のショートパンツがかわいくて、まねして履いたりしていたな♪


フランス人の女の子が昔から大好きなんです。リュディヴィーヌ(ぶっちゃけ名前難しすぎて覚えてません。焼け石に水、フランス、女優で毎回検索!)みたいな甘甘系の子のしたったらずなフランス語、も好きだけど、わたしは基本的に「美人、こざっぱり系」がタイプ。


(もちろん、シャルロット・ゲンズブールは神!で別格ですよ!)


そんななかマリーヌは本当、ひさびさに超タイプ♥で、もっともっと映画でみたいーなんて思ってたら、結婚&出産で姿をくらましてしまいました。。
残念だけど、その自由さもまたいい!



marine-vacth-1



マリーヌのプライベートのファッションも大好き!!

2d6a6f5e75b6673bab06fb539ff884df
marine_vacth_190412324_north_386x560
9946427aa51f4a71_155924864_10


ノームコアですな。
はやくまた映画でみたいなー

男顔な女の子がすきなのかも。

↑このページのトップヘ